2013年12月15日日曜日

第4回北九州哲学カフェ開催報告

12月14日18:00から、門司の赤煉瓦交流館にて第4回北九州哲学カフェを開催いたしました。参加人数は6名でした。

テーマは「To Err is Human ~ 人はなぜ失敗するのか?」でした。今回は今までと進行方法を変えて、スピーカー(発表者)が発表を行い、他の参加者はスピーカーの発表に対して意見を表明するという方法を採用しました。

失敗はどのように定義されているか、失敗にはどのような種類と原因があるか、その人の性格や知能が失敗に及ぼす影響はどんなものか、失敗を誘発する設計や行動にはどのようなものがあるか、失敗が生じる条件にはどのようなものがあるか、といったことがスピーカーによって発表されました。この発表に対して、参加者からさまざまな失敗の経験についての発言があり、「失敗にも『いい失敗』と『悪い失敗』があり、失敗から学ぶこともいろいろあるのではないか」とか、「むしろ失敗を実際に経験することによって失敗を意識するようになり、失敗を繰り返さなくなるのではないか」といった意見が相次ぎました。

またカフェ終了後に、「哲学と心理学の違いは何か?」とか、「結局哲学とはどういうことなのかがよくわからないので、カフェの最後に『哲学とはこういうことだ』という紹介があってもいいのではないか」という意見や問い合わせがありました。さまざまな疑問を持つことが哲学の基本なので、テーマ自体は哲学的ではありませんが、より哲学的な内容になっていったのではないかと思います。

参加された皆様、お疲れ様でした。

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