2013年9月29日日曜日

第3回北九州哲学カフェ開催報告

9月28日18:00から、門司の赤煉瓦交流館にて第3回北九州哲学カフェを開催いたしました。参加人数は5名でした。

テーマは「『知らない人に声をかけるということ』を考える」でした。知らない人に声をかけた経験、また逆に知らない人に声をかけられた経験などを参加者に話していただき、コミュニケーションにおいて何が重要かを考えていきました。

普通は何か用件がなければ知らない人に声をかけるということはないというのが参加者たちに共通した見解でした。例としては、道を尋ねる、写真を撮ってもらう等が挙げられます。しかし、そのような用件がある場合であっても、相手に警戒される/相手を警戒するということがあります。つまり双方に何らかの誤解が生じるということがあります。そこで重要になるのが、話しかけやすい/話しかけられやすいということ、つまり見た目の印象やイメージ等ではないかということです。

それ以外に重要なことはないでしょうか。そこで、世間話が上手な人がいるということに焦点を当てていきました。世間話が上手な人には、相手の話に合わせる、共通の話題を見つけるといったことがうまいという特徴があります。そこから、相手の話に共感することがコミュニケーションにおいて重要ではないかということに気付いていきました。答えを求めず、自然体で話をするということが大事だという人もいました。

本当はここからもう少しコミュニケーションとは何かということに話を深めていくべきところでしたが、今回はそこまで至ることができませんでした。参加された皆様、お疲れ様でした。