2013年12月19日木曜日

第1回ダイアローグカフェ@福岡のお知らせ

新しい試みとして、"ダイアローグカフェ@福岡"を開催いたします。
第1回目のテーマは、「SNEP(スネップ)とは何か?」です。

1年を締めくくるにあたり、今年の新語・流行語大賞にノミネートされた「SNEP(スネップ)」を取り上げて、参加者の皆さんで哲学的な対話を行っていきたいと思います。
「SNEP(スネップ)」についての予備知識がない方のために、こちらの方で簡潔なレジュメを用意いたします。
定員は15名程度ですが、参加申込人数が5名に満たない場合は中止とさせていただくことがございます。
事前にお申し込みをお願いいたします。

日時:2013年12月30日(月)13:45~15:15
会場:プロミス天神イベントスペース(パルコ三井住友銀行側2F)
テーマ:「SNEP(スネップ)とは何か?」
参加費:無料
参加申込方法:下の「参加申込フォーム」をクリックしてください。

 参加申込フォーム

2013年12月15日日曜日

第4回北九州哲学カフェ開催報告

12月14日18:00から、門司の赤煉瓦交流館にて第4回北九州哲学カフェを開催いたしました。参加人数は6名でした。

テーマは「To Err is Human ~ 人はなぜ失敗するのか?」でした。今回は今までと進行方法を変えて、スピーカー(発表者)が発表を行い、他の参加者はスピーカーの発表に対して意見を表明するという方法を採用しました。

失敗はどのように定義されているか、失敗にはどのような種類と原因があるか、その人の性格や知能が失敗に及ぼす影響はどんなものか、失敗を誘発する設計や行動にはどのようなものがあるか、失敗が生じる条件にはどのようなものがあるか、といったことがスピーカーによって発表されました。この発表に対して、参加者からさまざまな失敗の経験についての発言があり、「失敗にも『いい失敗』と『悪い失敗』があり、失敗から学ぶこともいろいろあるのではないか」とか、「むしろ失敗を実際に経験することによって失敗を意識するようになり、失敗を繰り返さなくなるのではないか」といった意見が相次ぎました。

またカフェ終了後に、「哲学と心理学の違いは何か?」とか、「結局哲学とはどういうことなのかがよくわからないので、カフェの最後に『哲学とはこういうことだ』という紹介があってもいいのではないか」という意見や問い合わせがありました。さまざまな疑問を持つことが哲学の基本なので、テーマ自体は哲学的ではありませんが、より哲学的な内容になっていったのではないかと思います。

参加された皆様、お疲れ様でした。

2013年11月17日日曜日

「G. E. ムーアの小部屋」の設置

「G. E. ムーアの小部屋」を設置いたしました。ここでは、G. E. ムーア(1873-1958)の論文の一覧を掲載しています。欠落している部分については、今後追加していきたいと思います。
 
G. E. ムーアは哲学史において重要な位置を占めているにもかかわらず、我が国における翻訳・紹介が十分ではないとの認識から、ムーアの小部屋を設置することにいたしました。
 
皆さまの研究に役立てていただければ幸いです。

 

2013年11月15日金曜日

発足1年のあいさつ

昨年の11月15日に北九州哲学研究会(北九州哲学カフェ)を発足させて、ちょうど1年になります。

この1年間、試行錯誤を繰り返し、足場固めと土台作りに努めてきましたが、今後は安定して情報発信を行っていきたいと思います。

2013年11月3日日曜日

第4回北九州哲学カフェのお知らせ

関門海峡の眺望と赤煉瓦建造群のコントラストが美しい門司の赤煉瓦交流館にて、第4回北九州哲学カフェを開催いたします。
第4回目のテーマは、「To Err is Human ~人はなぜ失敗するのか?」です。

今までに一度も失敗したことのない人はいないと思います。
失敗しないように気をつけていても失敗してしまうことがあります。
なぜ人は失敗してしまうのでしょうか?
参加者の対話と議論を通じて、失敗するということがどういうことなのかを考えていきたいと思います。
哲学の知識は問いません。どなたでも参加できますので、お気軽にお越しください。

日時:2013年12月14日(土)18:00~20:00
会場:門司赤煉瓦交流館 会議室B (JR門司駅より海岸側 徒歩5分)
テーマ:「To Err is Human ~人はなぜ失敗するのか?」
参加費:無料
参加申込方法:下の「参加申込フォーム」をクリックしてください。

 参加申込フォーム

2013年10月1日火曜日

北九州哲学研究会発足

本日、北九州哲学研究会を発足いたしました。

今後、北九州哲学カフェは北九州哲学研究会の活動の一環として実施いたします。

2013年9月29日日曜日

第3回北九州哲学カフェ開催報告

9月28日18:00から、門司の赤煉瓦交流館にて第3回北九州哲学カフェを開催いたしました。参加人数は5名でした。

テーマは「『知らない人に声をかけるということ』を考える」でした。知らない人に声をかけた経験、また逆に知らない人に声をかけられた経験などを参加者に話していただき、コミュニケーションにおいて何が重要かを考えていきました。

普通は何か用件がなければ知らない人に声をかけるということはないというのが参加者たちに共通した見解でした。例としては、道を尋ねる、写真を撮ってもらう等が挙げられます。しかし、そのような用件がある場合であっても、相手に警戒される/相手を警戒するということがあります。つまり双方に何らかの誤解が生じるということがあります。そこで重要になるのが、話しかけやすい/話しかけられやすいということ、つまり見た目の印象やイメージ等ではないかということです。

それ以外に重要なことはないでしょうか。そこで、世間話が上手な人がいるということに焦点を当てていきました。世間話が上手な人には、相手の話に合わせる、共通の話題を見つけるといったことがうまいという特徴があります。そこから、相手の話に共感することがコミュニケーションにおいて重要ではないかということに気付いていきました。答えを求めず、自然体で話をするということが大事だという人もいました。

本当はここからもう少しコミュニケーションとは何かということに話を深めていくべきところでしたが、今回はそこまで至ることができませんでした。参加された皆様、お疲れ様でした。

2013年7月31日水曜日

第3回北九州哲学カフェのお知らせ

関門海峡の眺望と赤煉瓦建造群のコントラストが美しい門司の赤煉瓦交流館にて、第3回北九州哲学カフェを開催いたします。
第3回目のテーマは、「知らない人に声をかけるということ」です。

あなたは知らない人に声をかけることができますか?
できるとすれば、どういう理由のあるとき、どういう状況のもとで行いますか?
逆に、知らない人に声をかけられたことはありますか?
これらのことを考えながら、現代社会におけるコミュニケーションのあり方について考えていきたいと思います。

哲学の知識は問いません。どなたでも参加できますので、お気軽にお越しください。

日時:2013年9月28日(土)18:00~20:00
会場:門司赤煉瓦交流館 会議室B (JR門司駅より海岸側 徒歩5分)
テーマ:「知らない人に声をかけるということ」を考える
参加費:無料
申込方法:この行をクリックして、参加申込フォームに氏名を記入して送信してください。

2013年6月29日土曜日

第2回北九州哲学カフェ開催報告

6月9日18:00から、折尾のレンタルスペース・ドルフィンにて第2回北九州哲学カフェを開催いたしました。参加人数は7名でした。

テーマは「『右』という言葉を説明できるか?」でした。「右」という言葉にどのような意味があるかを、みんなで考えました。

まず、「右」という言葉が辞書でどのように定義されているかを検討しました。日本の辞書では、表現の差はありますが、概ね「北を向いたときに東にあたる側」と定義されていました。英語の辞書でも似たような傾向があることがわかりました。

そこで、そのような定義のどこに問題があるかについて検討しました。この定義では、まず東西南北について定義しなければならないこと、東西南北のない場所(例えば宇宙空間)では説明することが難しいことなどが問題になりました。

次に、「右」と「左」の違いについて検討しました。言葉の「右」と「左」を置きかえたら反対の意味になるのか。「右」だけあるいは「左」だけが使われている言葉はあるのか。また、それはなぜか。などについて話し合いました。そのような言葉の例として、「左遷」、「左党」、「左団扇」などが挙がりました。これらの言葉には由来があり、「左」を「右」に置きかえても反対の意味になるというわけにはいきません。

さらに、外国語の「右」・「左」についても検討しました。英語では「右」は"right"、「左」は"left"ですが、これはなぜなのでしょうか。なぜ「右」は「正しい」で、「左」は「残った方」なのでしょうか。フランス語の"droit"には「右」という意味と「まっすぐ」という意味とがありますが、これはなぜなのでしょうか。イタリア語の"sinistra"(左)と英語の"sinister"(不吉)が同じ語源を持っているのはなぜなのでしょうか。

最後に、どの文化においても「右」と「左」は必ずあるのかを検討しました。文化によっては「右」と「左」がなく、東西南北で表すところがあるようです。この文化においては、自分を中心にした主観的な表現がなく、客観的な基準を重視した表現がなされているようです。

参加者からは、「『右』と『左』の表現はコミュニケーション上の必要から生まれたのではないか」という意見がありました。「右」という言葉の意味を説明することは難しかったですが、日常なにげなく使っている言葉も、さまざまな角度がら考察することができるということが確認できました。

参加された皆様、お疲れ様でした。

2013年5月26日日曜日

第2回北九州哲学カフェのお知らせ

学生の街・折尾にて、第2回北九州哲学カフェを開催いたします。
第2回目のテーマは、「『右』という言葉を説明できるか?」です。
日常生活において疑問に思わないことを、さまざまな視点から考えていきたいと思います。
哲学の知識は問いません。どなたでも参加できますので、お気軽にお越しください。

日時:2013年6月9日(日)18:00~20:00
会場:ドルフィン(北九州市八幡西区折尾1丁目13-2)
テーマ:「右」という言葉を説明できるか?
参加費:200円
申込方法:下記のサイトでチケットをお求めください。参加費は当日徴収いたします。
申込サイト:http://atnd.org/event/E0015579/

2013年4月6日土曜日

第1回北九州哲学カフェ開催報告

3月30日18:00から旧古河鉱業若松ビルで第1回北九州哲学カフェを開催いたしました。
参加人数は8名でした。

テーマは「自由」で、「自由とは何か」という問いかけに対して、さまざまな発言がなされました。

自由とは「自分が決めたルールに自分で従うこと」であるという意見がある一方、「自分で自分のすることを決めることは難しく、他人の指示に従うほうが自由を感じる」という意見もありました。

また、「自分は何かを持つことによってそれに束縛される。例えば家族や友人を持つことによってしがらみを感じる」という意見がある一方、「自由は自分一人だけでは叶えられない。他人の支えがあってこそ自由が成り立つ」という意見もありました。

ルールについても、「ルールがあるから秩序が生まれる。ルールがなかったら人に迷惑がかかる」という意見、「ルールもできた当初は意味があったが、時代が変わると意味がなくなる。ルールはそのつど見直さなければならない」という意見、「ルールはそもそもできたときから公平ではない。ルールは力のあるものによって作られる」という意見などがありました。

誰が正しくて誰が間違っているということはありません。
さまざまな人がお互いに意見を交わしあうことで、ものの見方に対する視野が広がったと思います。
2時間という時間が短く感じられました。
参加された皆様、お疲れ様でした。

2013年3月24日日曜日

第1回北九州哲学カフェのお知らせ

北九州市制50周年を記念し、第1回北九州哲学カフェを開催いたします。
哲学の知識を問いません。どなたでも参加できますので、お気軽にご参加ください。
日時:2013年3月30日(土) 18:00~20:00
会場:旧古河鉱業若松ビル(北九州市若松区本町1丁目11-18) 会議室A
定員:20名
参加費:無料
申込方法:下記のサイトでチケット(無料)をお求めください。
申込サイト:http://atnd.org/event/E0013720

コーヒーを飲み、洞海湾の夜景を眺めながら、哲学を語りませんか?

2013年3月20日水曜日

北九州哲学カフェ ブログ開設

北九州哲学カフェのブログを開設いたしました。
随時情報を掲載していきます。