2013年4月6日土曜日

第1回北九州哲学カフェ開催報告

3月30日18:00から旧古河鉱業若松ビルで第1回北九州哲学カフェを開催いたしました。
参加人数は8名でした。

テーマは「自由」で、「自由とは何か」という問いかけに対して、さまざまな発言がなされました。

自由とは「自分が決めたルールに自分で従うこと」であるという意見がある一方、「自分で自分のすることを決めることは難しく、他人の指示に従うほうが自由を感じる」という意見もありました。

また、「自分は何かを持つことによってそれに束縛される。例えば家族や友人を持つことによってしがらみを感じる」という意見がある一方、「自由は自分一人だけでは叶えられない。他人の支えがあってこそ自由が成り立つ」という意見もありました。

ルールについても、「ルールがあるから秩序が生まれる。ルールがなかったら人に迷惑がかかる」という意見、「ルールもできた当初は意味があったが、時代が変わると意味がなくなる。ルールはそのつど見直さなければならない」という意見、「ルールはそもそもできたときから公平ではない。ルールは力のあるものによって作られる」という意見などがありました。

誰が正しくて誰が間違っているということはありません。
さまざまな人がお互いに意見を交わしあうことで、ものの見方に対する視野が広がったと思います。
2時間という時間が短く感じられました。
参加された皆様、お疲れ様でした。